2010年8月20日金曜日

M003なんちゃって版の作り方

M001とM003は兄弟機なのは知られてるところ。
で、中身についてもほとんど同じ。
ていうか、基本的にバイナリレベルではほぼ差が無い。
スペックが同じならまったく同じ振る舞いをする。

で、ハードウェアの面で違うところといったら、画面の解像度。あと、ボタン。
ま、外部ポートの有無もあるんだけど、直接カーネルとかドライバに関係するものではないので。

GPSの動作確認を募る意味もあって、M003に対応したROMも出してるんだけど、一応、どうやって作ってるのかをメモしておく。

-注意!!-
くれぐれも自己責任のもとで試してネ!
どうなっても、わしゃ知らん(`・ω・´)
-とりあえず書いておく-

M001版のROMをベースに、M003用に置き換えるべきファイルは次のもの。
置換するファイルはM003のオリジナルROMから取り出しておくこと。
(作業途中でM001用とM003用を混ぜると危険なので注意!(笑))
ファイル                   置く場所
touchcal                   \script\etc\
touchcal                   data.tar           /wmtpref/
usbgadget.sh              android_fs.tar    /
wm8505_kpad_md.ko    android_fs.tar    /
libwmtapi.so               android_fs.tar    /system/lib/
scriptcmd                 \script\
以上、オリジナルROMのDiffから引っ張り出した内容なので、基本的にコレで画面周りとタッチパネル、ボタンは大丈夫なはず。
.tarファイルの中にアーカイブしなきゃならないファイルは 7-Zip などを使って直接アーカイブを開きコピーすればOK。所有者とか権限はとりあえず気にしなくても大丈夫。

usbgadget.sh は、なぜかM001と扱いがちょっと違う。謎。
wm8505_kpad_md.ko はキーパッドのモジュール、libwmtapi.soはWMチップ用のライブラリで画面制御の処理が中に入ってる。

他のカスタムROMもやろうと思えば対応できるかも。
ただし、M001のハードウェアに依存した機能を組み込んでるようなものは難しい。
逆もまたしかり。(`・ω・´)

で、なぜ、「なんちゃって」版なのかというと、
私の脳内M003で妄想動作検証してるから(笑)
要するに、実機のM003持ってないけど対応できたよ!なんちゃって!(動かなくても許してね)という思いを込めて。

いや、そんなものは込めるな( ゜Д゜)

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